試験および認可
委員会:
食品・農業進捗:
進展なし
欧州製品の多くは、輸入または日本市場での販売のいずれかについて承認されるために、頻繁かつ高価な試験の対象となる。具体例としては、シアン化物、放射能、微生物汚染(大腸菌など)、重金属などの試験が挙げられる。多くの場合、欧州で行われている試験および認証は受け入れるべきであるとEBCは考えている。しかし、日欧の間で試験方法と規格が整合化されていないため、これはしばしば不可能である。
提案
- 日本とEUはEPAを機に、重複試験をなくすためにはどんな試験が必要かを検討することによって、試験手続を合理化すべきである。一方の市場で消費向けに認められた製品は他方の市場での消費向けにも認められるということを目標とすべきである。
- 日本はさらに、日本市場特有の試験を避けるため、試験方法としてISO規格を採用すべきである。
- 日本は、すべての輸入において実施されるべき試験を廃止すべきである。