食品添加物、食品用酵素、加工助剤

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日本と他の主要市場によって承認された添加物および酵素のリスト内容の相違は依然広く見られる。日本の添加物承認面で前進が見られてきたとはいえ、承認過程は依然として障害のままであり、全体的に透明性を欠いている。EUと日本はEPAを機に、この分野での取り組みをさらに強化すべきである。EPAがより迅速な承認時間をもたらすとの発表にもかかわらず、これは実現されていない。

提案

  • 日本は、食品添加物の定義を整合化して、定義上、製造後には製品に残存しない加工助剤を除外すべきである。栄養強化剤についても同じことを適用すべきである。日本省及び食品安全委員会は、日本における使用基準が国際的な使用基準に相反しないようにすべきである。
  • 日本はまた、純度、特定の食品添加物の定義、分子の大きさなどの食品添加物の仕様を調和させるべきである。
  • 厚生労働省は、これまで食品添加物に注力してきたのと同様に、酵素にも注力し、他の主要市場で十分に確立された酵素を積極的に承認すべきである。
  • 日本では、なぜ一般に使用されている添加物が日本での使用を認められていないのかを明示的に伝えるべきである。日本は、EPAで議論されているように、承認時間が短縮されることを確実にすべきである。現在、協議期間は非常に長い場合がある。