国際調和(臨床試験環境)

委員会:
医薬品
作成日:
日本における治験の効率化に関する課題には改善の余地がある。

提案

  • 今までの治験の効率化に関する様々な取り組みにより、日本での治験実施環境は向上してきているが、今後も革新的医薬品の開発を継続するために、国際的に比較しても効率的な治験オペレーションの実現に向けての改善が不可欠である。
  • 効率化的な治験オペレーションの実現に向けて例えば、DCT(Decentralized Clinical Trial, 分散化治験)の導入、RBA(Risk Based Approach)の推進とコストの合理化、個々の施設での症例集積能力の向上、FMV(Fair Market Value)の導入やIRBの集約といったことについて改善に向けて議論を行うことを提案する。