薬価制度
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新規
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2015年以降、2018年度薬価制度抜本改革も含めて中間年改定の導入や新薬創出等加算の対象範囲見直しなど、度重なる薬価算定ルールの見直しにより、日本の医薬品市場の予見性、及び、市場に対する魅力度は大幅に低下し、ドラッグラグ、ドラッグロスが顕在化している。2022年には医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会が厚生労働省内に立ち上げられ、総合的な提案がなされた。
提案
- 有識者検討会の提言を踏また薬価制度の見直しを行い、ドラッグラグ、ドラッグロスの解消を行うべきである。
- 新薬の算定ルールについて、イノベーションが適切に評価されるとともに、欧米の薬価と比較して日本の薬価が著しく低くなることが回避できる仕組みとすべきである。
- 上市後について、欧米と同様に特許期間中は薬価が基本的には維持される仕組みとすべきである。
- 現在の薬価算定ルールは度重なる見直しにより非常に複雑な仕組みとなっていることから、簡素で分かりやすく透明性の高い仕組みへと見直しを進めるべきである。