欧州の世界トップクラスの施設での処理のための廃棄物の日本からの出荷

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バーゼル廃棄物の届出プロセスは、日本では他国に比べて時間がかかる。これは、おおむね、届出に必要な書類の審査時間によるものである。これが、日本のバーゼル廃棄物出荷量が他国に比べて2倍以上になる理由である。経済産業省と環境省の2省が関与する日本特有のものである。経済産業省が適時に審査する一方で、環境省は通常、すべての書類が完成した場合でも、申請書の審査に約2ヶ月を要する。

提案

  • 当局、特に環境省は、根拠資料を含め、諸外国のスピードと同程度の受入れ許容レベルにするため、申請の審査を迅速化すべきである。
  • 日本の廃棄物分類システムを見直し、日本と欧州の希少金属のクローズド・ループ・システムを可能にする。
  • 事前承認された施設に対して、日欧の間の迅速な追跡システムが実施されるべきである。